親近感のある日常的なマンガ

ヒットした(している)マンガって、やはりどこか幻想というか、マンガの世界だなと思わせる内容が多いと思うが、
自分が好きなのは、日常を描いたような、誰でも経験があるようなところをおもしろく描いた作品だ。
特に料理マンガが大好き。過去には味いちもんめや、翔太の寿司、美味しんぼなどのメジャーどころをよく見ていたが、
最近は自分で発見するもの好きになってきた。
いま一番ハマっている料理系マンガといえば、「深夜食堂」。一話完結のショートストーリーがまたいいね。料理だけでなく、登場人物の人間模様が
いろいろ複雑で、それがまたありそうなことだから、非常に気持ちが入ってしまう。思わず泣けてくる場面もあったりする。
いつのまにかテレビで実写版をやっているようだ。正直、万人ウケするようなマンガではないように思えるが、実はなかなかヒットしているのだろう。
マンガに出てくる料理も、いわゆる「おふくろの味」なものばかりで、田舎が恋しくなってしまう。あんな食堂が近所にあったら毎日通ってしまいそうだ。

私の好きな漫画ベスト3

1位:スケット・ダンス

人助けの部活、通称『スケット団』。
リーダーなのに可哀想な立場のボッスンと、ツッコミ担当元ヤンキーのヒメコ、なぜかパソコンの音声合成ソフトで話すスイッチの高校生3人が、部室でダラダラ過ごす中で、様々な依頼(そのほとんどが落とし物探しだったりする)を解決したり、生徒会と張り合ったり、怪しげなオリジナルゲームに興じたり……。

一話完結のギャグ漫画なのに、主人公達に暗い過去があり、それを克服するストーリーなどは本気で泣けるし、サブキャラも個性的で生き生きと描かれ、あり得ないストーリーも現実にあるかのごとく錯覚してしまうほどである。
そして、ちゃんと時が流れ、卒業をもって完結している。
私の中では最高の青春モノだ。
大好きだーーーー!!!!

2位:鋼の錬金術師

子供なのに、天才的な錬金術の使い手、エドワード・エルリックとその弟アルフォンス・エルリック。
錬金術を使い亡くなった母を生き返らせるという禁忌を犯し、その失敗により失った身体を取り戻すため、敵と戦いながら、元の身体に戻る方法を探し旅をする。、それと共に国を取り巻く大きな謎が解かれていく、というストーリーである。

少年漫画であるが作者は女性で、所々散りばめられたギャグがたまらない。
とくに主人公エドの身長をいじったネタ(豆粒ドチビ!)が好きである。
敵のキャラもなぜか憎めなくて、人間ではない(ホムンクルスという)のに人間臭い。謎が壮大で、最後の最後までどうなるかがわからず、予測するのが楽しかった。
とにかく格好いいし、おもしろい!

3位:20世紀少年

正体はわからないが『トモダチ』と呼ばれる人物が統治する日本。立てた指に目玉、という気持ち悪いマークのマスクを被って顔を隠している。巨大ロボットと細菌兵器、洗脳、殺人、人類滅亡のシナリオ……正義の仮面を被ったトモダチこそ、それを仕掛けた張本人だった。

昭和40年代生まれには懐かしすぎる世界観。それでいて現実に起こりそうな宗教と政治が混ざった支配が怖かった。主人公ケンヂ達は、何十年もかけて、小学校時代の友達であろうトモダチに立ち向かう。目立たなく地味で、友達がいない子ほど、将来思い詰めてこんなことを仕出かすものなのかと、読後なんとも言えない後味が残ったが、夢中になって読んだ作品だ。

待ってましたちはやふる。

おぉー、新刊チェックしてたら10月にちはやふるの最新刊が!
前巻がものすごーく気になるところで終わったのでめちゃくちゃ楽しみにしてたので嬉しいです。
発売日までに既刊読み直しをしなくては…。

って、毎度新しく出るたびに読み直しているんですがだんだん一晩で読むにはツライ巻数になってきましたね。
でもずっと続いてほしいです。
とはいえ、早く勝負もカルタも決着つけてほしいですけど!
まさかカルタ漫画にこんなにはまるとは、小学校で授業でカルタやらされてた時には想像もしてませんでした…。

そしてそろそろアニメ三期を期待してるんですが…まだですかねー?
話数的にはたまってるんじゃないかと思うし、二期の終わりはどう考えても三期への引きでしょう。
やらないとは言わせませんよ。

自分はアニメから入ったファンなので、やっぱり漫画が面白ければ面白いほど動画でも見たいのです。
声優さん達も主演陣だけでなく、皆さん熱演されてますし。
漫画の売り上げが三期につながるなら友達にも宣伝するので、是非ともお願いします!

幕の内弁当的な面白さ。

あまり本の好みがわからない相手に「オススメの漫画って何?」って聞かれると『それでも町は廻っている』と答えてます。
絵柄もストーリーも老若男女誰でもとっつきやすくて、面白いと思ってもらえるような気がするので。

お話はギャグありホラーテイストありSFチックあり恋愛要素もありメイド分もあり人情ものもあり。なんでもありです。
ほら、こうして並べるとどうしてもこの作品嫌いって人いなさそうではないですか。
好みがわかってる相手にはもちろんその好みにあったものを伝えますけれど、そうでない場合はこの作品にしてます。

まあ、どんなに理由を並べたところで結局は自分がこの作品が好きなだけなんですけれど。
読み手がわかるかわからないかギリギリに仕込んだ小ネタや、時系列がランダムになってるので後から回収される伏線とか。
なによりキャラがみんな親近感がわきますし。
アニメにもなってるメジャー作品なのに、どこかこう派手ではないというか…下町っぽさがにじみ出ているというか。

かくいう自分も友達に勧められて読み始めたんですが、今はその友達に大感謝しているのです。

おもしろ温泉物語奇譚

映画にもアニメにもなったご存じ『テルマエ・ロマエ』です。ローマのお風呂を作る技師が現代にタイムスリップし、日本の風呂文化を知って、その文化を元のローマに取り入れていく話なのですが、あまりに突拍子もなく、それでいて、技師のルシウスの反応がおもしろくて、つい笑ってしまいます。というのも、自国の文明、技術をはるかに凌駕した現代日本のあり様は、彼に劣等感を植え付けてしまいます。風呂上りのコーヒー牛乳に棺と例えた浴室、シャワー。当たり前のようにあるものが、ルシウスにとっては見たこともない斬新なアイデアであり、まるで宝のようなもので、毎回感動したり落ち込んで涙したりと彼の葛藤がなぜか笑いを生んでいきます。そして、そんなアイデアを持ち帰るルシウスに対し、ローマの王様から重用されるようになるのですが、そこからルシウスの運命は波乱になっていきます。時代を超えるルシウスの奇妙な物語は、真面目で真摯な彼だからこそ、より魅力的に感じるのかもしれません。

ほんわかかわいい、少女の成長物語。うさぎドロップ

序盤はお葬式から始まり、亡くなった祖父の隠し子を育てることになった男の話です。実質、甥と叔母の関係になってしまう、奇妙な共同生活が始まります。隠し子である少女、リンちゃんの、慎ましくも逞しい姿にほんわかしていて、そんなリンちゃんにいつの間にか感化され、気づかされることが多い日々が続きます。人に気を使うリンちゃんを心配したり、考えたり、暖かく見守る姿はすでに親の顔です。こちらまで、親目線で見てしまいます。また、巻を追うごとに、なぜか子育てする彼の姿がかっこよく思えてしまうのが、奇妙であり魅力的なところです。会社の同僚や、同じ幼稚園に通う子どものシングルマザーなどに子育ての相談をしたり、リンちゃんにしてあげられることを懸命にしている姿がいいです。また、周囲にいる人たちの暖かさにも気づかされます。こうした小さな幸せを感じつつ、毎日の二人の日常に応援したくなります。しかし、その裏側で、リンちゃんの母親の行方や、祖父が何を思ってリンちゃんと暮らしていたのか、随所に謎が散りばめられていて気になるところです。そして成長していくごとに、リンちゃんの思いが変化していく様子も見所です。